【短】恋しちゃいました!
「ほら、ノート」



私の疑問が分かったようにノートの学年とクラスと名前が書いてあるところを指差した。



あ、なるほど。



私が感心してる間にノートを軽々と全て持って行ってしまった。




どうすればいいのか分からずそこに突っ立っていた。



しばらくすると藤崎君が何かを持って走って来た。



私の前にしゃがんで持っていた絆創膏
を膝に貼ってくれた。



「足、大丈夫?」



言われるまで気づかなかったけど、膝を擦りむいていた。
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