【完】狼様の最愛。
まさか本当に当たるとは思わなかったな。
遥の好きな人、当の雛ちゃんは、意味がわからなかったのか頭を傾げてる。
「まぁとりあえず、良かったら来いよ。森神も来ていいし。」
チラッと私の席の横を見れば、机に伏せてるアオイの姿。
……ここ最近のアオイは、何処か疲れてそうに見える。
時々、瞳も濁って見えるし……。
「葵君。これから最愛と遥の家に行くんだけど、葵君も来る?」
声をかけたのは雛ちゃん。
「あぁ? あー……んー……。」
眼を覚ましたアオイは、まだ少し眠たそうに眼を擦る。