【完】狼様の最愛。
今にも途切れそうな薄い意識。
今アオイがどこにいて、何をしてるのか。
そんなのは一切分からないけど。
こんな状態でも、私は信じてた。
アオイは、私を助けてくれる。
助けに来てくれる。
「あおい……。」
透き通るような蒼い瞳
その中に含まれてる、悲しい微笑み。
そんな顔をさせてるのは、きっと私。
「すき……。」
もう一度、昔みたいに笑って……アオイ。
「……マリン、ブルー……。」
その言葉を最後に、私は意識を失った。
頭の片隅には悠ちゃんがさ迷う姿と、こっちに駆け付けるアオイがいた。