イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!


何か、訳も分からない気持ちで…。


他の女の子と電話……いや…話してほしくない…。


だから私はドアを開けた。
話してほしくなくて……邪魔した。



こんな私…、



「どうしたの!?」



慌てて電話を切った綾斗君は私が部屋に入ってきた事にすごく驚いてて。


……何でそんなに慌てるの……?


綾斗君にとって、その……梨恵ちゃんって子が大切な存在なの…?



………ダメだ…欲張りになっちゃ……。

好きでもないのに話してほしくないなんて……。


おかしいよね…。


こう言うの、嫉妬って言うんだっけ?


きっとこの家にやって来て、3人とも私にすごく良くしてくれるから甘えてる自分がいたんだろうな…。


私だけに集中してくれるから、嬉しくて…嬉しくて…、もっと……って。


だから、梨恵ちゃんって子に良くしてる綾斗君を私はイヤだと思った。






……完璧な嫉妬だ…。

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