トライアングル a white time
その後私たちは、たわいもない話を愉しんだ。


高校は別々になり、これからは会う機会も少なくなる。


寂しさを埋める為、二人の話は尽きることなく。


今日は泊まりにおいでよと言ってくれる由加ちゃんと、夜のお喋り大会について盛り上がっていた時。


公園の入り口、二台の自転車が入ってきた。




ヤジコジだ……。


私たちを見つけ、真っ直ぐにこちらへタイヤを走らせる二人は、まるで仲のいい連れを見つけたかの笑顔。


「よぉ」と自転車から降り、ブランコの前に集まって来た。


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