週7で会いませんか?




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「あれ、菜穂ちゃんの家って、セコマの前だったっけ?」



「はいっそうです!」



人生最大といってもいいほど、わたしは緊張していた。

膝の上で拳を握りしめて、目線は下目に。

とにかく手汗がすごい。

自分でも汚いと思うし、笑


助手席からそーっと横目で運転席にいる大毅さんをみる。


茶髪の短髪で清潔感のある服装と、このカッコよさ。

ほんとにズルい、


ここままずーっと見ていたいな、、、。


「あ、セコマ。何軒目?」


「、、っ三軒目ですっ、」


とっさに反応したけど、言葉がもつれて変な感じになった。


またどこかに飛んで行っちゃうとこだった。

かなり重症みたい。


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