私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中


「結婚、してくれるよね?」


『え、あぁ。』


自分の記憶がおかしいのだろうか。

先生のことは、好きだけどさ。
身体目当てだと思われたくなかったから
手は出さなかったはずなのに。

……浮気、な訳ないか。


「幸せになろうね“3人”で。」


先生は、俺の手に自分の手を絡めて
熱のこもった目でこっちを見つめる。


『うん。』


ーー違和感を感じながらも
俺は流されていく。
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