至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「乗り換える気かよ」



いつもの幹部スペース。


すっか体調も良くなっていつも通りの和希と、今日も隣に位置して。


「ずっと琉聖さんばっかり見やがって。兄貴から乗り換えんのは勝手だけど、アンタは入る余地もないだろうよ」


あたしは、正面で七海さんと談笑する琉聖さんを、見過ぎていたらしい。


それを見逃さない和希が、嫌味ったらしく突っ込んで来たけど。



「………だよねえ…」


「……はぁ?」


いつもなら間髪入れずに返すはずのあたしの口調は、弱々しかった。


和希も意表を突かれたのか、気の抜けた返事をする。
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