至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
『………もしもし?』
こんな時間にあたしからの電話が不思議なのか。
7コール目でようやく出た凌牙の声は、少し戸惑っているようだった。
あたしだって緊張してる。
メールのやり取りはしていたけど、電話なんてした記憶がない。
常に一緒に居て、その必要性がなかったから。
「あ……あの……」
『何かあったのか』
だけど次の瞬間、案ずるような声に変わり、あたしの中に安心感が広がった。
はじめて聞く電話越しの凌牙の低い声は、表情がない分、胸に迫るものがあって。
こんな時間にあたしからの電話が不思議なのか。
7コール目でようやく出た凌牙の声は、少し戸惑っているようだった。
あたしだって緊張してる。
メールのやり取りはしていたけど、電話なんてした記憶がない。
常に一緒に居て、その必要性がなかったから。
「あ……あの……」
『何かあったのか』
だけど次の瞬間、案ずるような声に変わり、あたしの中に安心感が広がった。
はじめて聞く電話越しの凌牙の低い声は、表情がない分、胸に迫るものがあって。