至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「……」


弁解すればするほどボロが出そうになり、あたしはこの場が収まるのを待とうと、口を閉ざし続けた。



――すると。



「やるなら最後までやり通せ」


「……」


「でないと、意味がないからな」


「……」



ハッ、として顔を上げると。


自分の部屋の扉に手を掛けた凌牙が、あたしをジッと見ていた。
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