風が、吹いた

遠のいていく意識の中で、




私の胸はひりひりと痛む。





浅尾を、傷つけたくないのに。






私は何をやってるんだろう。










忘れることが無理なら、




せめて、





隠してしまおう。





上手に、見えないように。





そのうちに、私が、消えてしまうまで。
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