螺旋愛
ようやくバス亭が見えるくらいまで着くと、もうバスは着いているようだった。


やばいっ!!これに乗り遅れたら試合開始に間に合わない・・・!!!



あたしは必死でバス亭の方へ走った。
しかし、無情にもバスはあたしに気付かずに出てしまった。



どうしよう・・・。



時刻表を見ると次のバスが来るまで40分もあった。
試合開始には間に合うはずもない。



「はあ・・・。」
溜息をついてベンチに腰掛けるとどっと疲れが押し寄せてきた。


今日早く起きたせいもあるのだろう。
突然睡魔に襲われた。



まだ40分もあるし、少しだけ寝よう―・・・・。



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