(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
森山葉月
あいつがいない4回目の春。


「おはよう!」


クラス表の前に群がる生徒の中から目当ての人物を見つけ出して声をかけた。


「お!おはよ」


「おはよーう!」


わざわざその群れをかいくぐってクラス表を見に行くのも面倒で、2人に尋ねる。


「クラスどうだった!?」


「3人とも一緒だったよう!」


「本当に!?やったあ〜」


「よかったね」


「うん!」


大喜びしながら3人で飛び跳ねた。


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