(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
ーーー。


「なんでっ?なんで言ってくれなかったのお?さよならくらい言いたかったのに‼︎」

泣き叫ぶ舞友の前。

ただ、私は立ち尽くして居た。

何も言えなかった。

あれは海斗が転校してから2日後。

海斗の転校の噂はもう大分広まっていた。

舞友が知るのは時間との戦いでしかなかった。

2日後なんて早過ぎたよ。



< 39 / 300 >

この作品をシェア

pagetop