冷愛 ~すれ違いの愛~
俺は。
お前無しじゃ死にそうだよ。
今までの事
全てお前の顔を見て謝らせてくれ。
「好き...っなんだっよ」
俺は花音の部屋に行った。
花音のいる場所の手がかりがないか確かめるために。
「あ...。」
結婚式に撮った写真が花音の枕の横から出てきた。
「え...。
嘘だろ。」
その写真には結婚記念日が書かれてた。
そして次の瞬間俺は頭を鈍器で叩かれたような気持ちになった。
「昨日。
結婚3年目だったんだな。」
俺。すっかり忘れて
花音に冷たく当たってしまった。
ごめん。
「電話してみよ...。」
お願いだ。とってくれ。
声を聞かせてくれ。