恋は一方通行→無愛想な君に恋をした→


でも…。



私チビだし、子供っぽいし…。



志音君の周りには、いつも綺麗な女の子ばっかで…。




「はぁ…」



考えてるだけでため息でちゃうよ。





少し憂鬱な気持ちで廊下を歩く。






二階の使われていない教室の前を通り過ぎようとしたとき






「志音!お前が姫を決めないと竜王海の総長が決まんねーんだよ!!」





中から聞こえてきた゛志音″というワードに、耳がピクッと反応する。




姫…?













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