許婚でたまるか!
「さ、冴木くん!なんかごめんね?ウチの部員の橘ちゃんがなんかやらかしちゃったみたいで…!後で私も事情を聴いておくから!ね!じゃっ!!」


と、部長のフォローが入ったことを私は知らなかった。




そして。




「なによ!!あの一年!!!超~~~生意気ッ!!!!」


「ホント!!!しかもヒロのこと叩くなんて!!!ねぇ、ヒロ?アタシらがあの一年に仕返しするから、安心し」




「アハハハハハハ!!!」




「「!!!??」」


金髪野郎の笑い声もあたしには届かなかった。



「面白ぇ、あの女!!!アハハハハ……!!!」



ま、どうでもいいけど。そんなこと!
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