今宵、月下の夜に
電話を終えた後私は愁さんの家に向かった。

インターホンを鳴らすなりすぐにいれてくれる。


「あの、咲希さんがいないって…ほんとなんですか?」


電話では聞いたけどやっぱり直接本人に聞かないと信じられない。


そんな私をみて一言ああ、と返す愁さん。


もう一度部屋を一緒に探したけれどやはり咲希さんはいなかった。
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