出会いは、立ち入り禁止の屋上で。-先輩、可愛いですね。-
ニコッと可愛らしい顔で、爆弾発言をした勇坂くん。
「ちょ、ちょっと待って!」
「え。何ですか?」
いやいや、何ですか、じゃなくて。
私は、息なりの告白?に戸惑う。
「それって、告白?」
「はい、そうですよ?」
なんの戸惑いもなく言った勇坂くん。
一応、今まで生きてきた中で告白されたのは今を入れても3回しかなくて。
反応に困ってしまう。
「あ、今、答え出さなくて良いですよ!」
「え?」