私のイジワル王子様
時計を見て慌てて席を立つ。

「ふーん…勢い余って襲っちゃ駄目だよ?」

「なっ、そんな事しねーよ!」

「あはは!!顔が真っ赤だよ♪」

こいつ!!いつか絶対、弱み握ってやる!!!
てか、何で相手言ってねーのに真冬って分かるんだよ!

にこにこ笑う洸大を教室に残し俺は屋上へ向かった。
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