私のイジワル王子様
「そっ…か。ごめんね!時間取らせちゃって…」

先輩は俯き無理矢理笑顔で去って行った

「私も気づかれる前に……」

コソコソと戻ろうとした瞬間

「あ〜、面倒くせえ」

耳を疑う一言を聞いた。

「えっ!?」
その一言に大きく反応してしまい
思わず声が出てしまった。

やばい!!!
慌てて隠れたが、時すでに遅し…
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