それでも、恋がしたい。
彼は隣の県の人でした。
歳は、私より8コ上で、既婚者でした。
子供は、いない人でした。

何気ないやりとりが、
ゆっくりと交わされていました。
私は、良く旦那の愚痴を彼に話す事が
多くなっていきました。
彼は、ちゃんと聞いてくれて
慰めてくれました。

でも、彼は旦那の肩も持って話を
してくれてました。
本当に優しい人でした。

ある日、
ふとした時に、写メを交換することに
なりました。
私は。。これで終了になるのが
1番怖かったのを覚えています。

ピロン♪
相手が画像を送信しました

フツー。
と、言う言葉が凄く似合う顔。

私も、、っと。

………ピロン♪
え?可愛いじゃんか。

彼の私を見ての一言目は、
それでした。

私が、写メを送る前に
自分の事を
不細工で、デブで、どうしようもないから
と、説明していたからだ。

電話で、

きぃ)大丈夫かな?私(笑)
けぃ)てか、可愛い。僕は、逆に自分は大丈夫かなっと思ってるよ。

なぁんて、やりとり。
くすぐったい。

そして、とうとう会ってみたいと
お互いに思うようになりました。

私は、この時、
バイトをしていました。
子供は、親に預けて。
バイトの終がけに彼は会いに来てくれると
言ってくれました。

この日のバイトは、
仕事にならないくらい後のことを考えちゃっていました。
私自身、らしくないくらい、
緊張していました。
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