それでも、恋がしたい。
幸せな時間
付き合うこととなったわたし達は、
ますますラインも、
電話もするようになっていった。
彼は、3交代で仕事をしていたので、
彼の空いてる時間に、
私がバイトしてない時間や、休みに
ラインも電話もずっとしていた。

でも、会うことは、中々時間が合わず、
出来なかった。

しかし、やっとある日、
お互いに会える日ができた。

あれ以来、会うのは2回目。
まだドキドキしている。

彼はまた、近くまで来てくれた。
スーパーの駐車場で待ち合わせ。

きぃ)来てくれて、ありがと!
けぃ)いいえ、会えて嬉しい!!

彼は優しい。
そして、彼の車に乗り合わせて、
そこから一番近いホテルに入った。
最初、緊張もあって、何気ない話を
ソファーでしていた。

けぃ)んーお腹すいたなー
きぃちゃんもなんか食べない?
きぃ)や、えっと、、いいよ、
お金かかるから。
けぃ)いいって、出すから、
好きなものたのみなよ?
きぃ)でも、遠くまで来てもらってるし、
なんだか、悪いよ。。
けぃ)そんなに会えないんだから、
会える時くらい頼ってよ!
きぃちゃんは、家計大変なんでしょ?
僕はもう、独身みたいなもんだから。。。

そう、彼は結婚しているが、
奥さんは失踪中。
少しだけ、さみしそうな顔をした。

きぃ)寂しいの?

さみしそうな彼の顔をのぞき込んだ。

けぃ)…いや、今はきぃちゃんが
居てくれるから大丈夫だよ。

そう言って、ニコっと笑った彼は、
やっぱり何処か寂しそうだ。

きぃ)よぉし!じゃあ、遠慮なく、
食べちゃお♪(笑)
けぃ)うん!食べよう!

ホテルの中で食事を頼んで、
二人で仲良く食べた。
嫌いなもの、好きなものの話をした。

きぃ)今度、お弁当作ってくる!
けぃ)ホントに!?楽しみだ♪

彼が嬉しそうにしているのが、
私にとっても嬉しかった。

けぃ)ごちそうさま。よぉし、
お風呂入ろーっと♪♪
きぃ)どーぞーーー
けぃ)ん?一緒に入る??(笑)
きぃ)いやいや(汗)私はいいですから!
けぃ)ふふっ(笑)照れてますね(笑)
きぃ)…意地悪。

私は、お風呂に誰かと入るのは、
恥ずかしくて無理だった。彼にも、
その話はしていた。意地悪を
言ってきたのだ。
でも、そんな、彼のお茶目な一面も
好きだった。

彼がお風呂に入ってる間に、
私はベッドに倒れ込んだ。

本当に、ヤるんだろうか…

内心ドキドキ。不安ばかり。
結婚して、子供2人産んだ私の体は、
他人様に見せられるようなものではない。
自分が一番わかっていた。
この、醜い身体。

なんだかんだと考えてたら、
満腹なのもあってか、
ウトウトと寝てしまった。
そして、

"カシャ"

機会音がして目が覚めた。

きぃ)え?
けぃ)や、可愛くてつい、
寝顔写メ撮っちゃった♪

ええっーーー!?
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