君がくれた約束

そんなある日、
携帯が鳴った。


―着信 シュウ


ドキドキする


久し振り過ぎて、
手が震える


電話に出るだけで
息が止まりそうなくらい胸が苦しくなった



「もしもし」


「……」


「……シュウ?」


「…うん」



久し振りに聞くシュウの声は、どこか疲れてそうな、
大人びたような感じで、
少し怖くなった…。



「久し振りだね。もう日本に帰って来るの?って実は帰ってたりして」



何かシュウがシュウじゃないみたいで、
私は必死に明るくした。



「倫子さん…。やっぱりやめない?」


< 397 / 436 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop