君がくれた約束
「大丈夫。絶対綺麗にするから!」
「…絶対?」
「うん、絶対」
なんだか自信満々なシュウの顔を見てると、
うまくやってくれそうな気がして来た…。
よし、ダメ元でやって貰おう。
私は化粧ポーチをシュウに託して、シュウの目の前に座った。
シュウは化粧ポーチの中を見て、私の顔を作っていく。
「ねぇ…化粧した事あるの?」
「…あるよ」
「えっ?あるの?!」
「昔付き合ってた女に、化粧してあげたりしてた」
なんだ、自分の顔じゃないんだ。
そういえば、シュウの恋愛話なんて聞いた事なかったな…。