ぶきような想い



「くそっ
第一お前なんか押し倒すやついねぇよ!」










あ、そんなことわかってるけどさ



なんでそんな八つ当たりみたいにされなきゃなの?



もう意味わかんない











「なんでそんなこと言われなきゃなの?
意味わかんないよ」





「お前がばかだからだろ!」





「そんなことわかってるよ!!
そんなことになったのもあんたのせいだからね!」





「あーあー悪かったな!!」





「もうシオンなんて知らない!!」











悲しかった

なんでそんなことばっかり言うのか…




私はそのまま走って保健室に駆け込んだ





保健室の先生は何も言わずに泣いた私をベットで寝かせてくれた





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