ぶきような想い

距離感。ジェラシー




いよいよ本格的に
クリスマスムードになって来ました!



そして1つ最近の私の悩みが











「シオンくーん!
これっ今日来てね♡」





「あー?めんど」











そう、クリスマスに向けてみんなシオンを自分のものにしようとして告白が相次いでいる




下駄箱を開ければ中には幾つも告白の手紙や
呼び出しの手紙




そりゃ私だってヤキモチ妬くよ
ジェラシーだよジェラシー!











「ったく、人の下駄箱勝手に開けて入れてんじゃねぇよ」











唯一の救いは
直接渡されず、下駄箱に入っている手紙は…











「ってことでこいつにも春が来ることを祈りまーす」





「春来ないよ!
逆に嵐だよっ!」











そう、他の彼女のいない男子の下駄箱に入れてしまうのだ




これでみんな付き合えばhappyじゃんかっ!

ってことで入れてるらしいけど



一度も春が来ることなく嵐が来て終わってるみたい



まぁあたりまえか











「いいんだよ
呼び出しとかめんどくせぇもん」





「かわいそう」









でも正直なとこそれは嬉しい



私達が教室に入るとことちゃんがとんできた!





< 160 / 263 >

この作品をシェア

pagetop