君に出逢えた奇跡
「メッチャ楽しかったね~」

「あっうん‥」

「大地くん、もしかして‥これも苦手?」

「ゴメン。」

「別に謝らなくても。逆にありがとう付き合ってくれて。」

乗り物はやめて2人で買い物することにした。

結構な時間お土産なんかを見てたみたいで、日向からのメールでそれを知った。


出口で待合せ。


あの2人楽しめたかな?


「日向〜。楽しめた?」

「うん。楽しめたよ~ありがとうね美空」

「どういたしまして。」

「じゃ帰ろうか。また来ようね美空。」

「うん。」


楽しかった時間はあっという間に過ぎた。
4人で過ごした時間はきっと良い思い出になる。

日向が前に言ってたけど
大地くんは真面目なんだってわかったし、そんな大地くんと友達にもなれた。

私はもう振り向かない。
一歩一歩前に進んでる‥そんな気がしたんだ。


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