キミへの想いを10文字で。
ぐだぐだと話ながら、家へと向かう。
あたし達の家はすぐそこで。翔琉の家もすぐそこで。
狭い狭い世界なのかもしれない。
だけど、あたしは翔琉が大好きで。
この想いは、嘘じゃない。
「……手でもつなぐ?」
「やだー、一花ちゃんてば!!」
「……言ってみただけ」
「うっそ、つなぐ」
ぎゅ。
小さな頃から何回も触れてきたのに、全然違う。
全然違うけど、しっくりくる。
気恥ずかしさを紛らわすかのように、どちらからともなくぶんぶんと振る。
「結実ちゃんが、俺のこと好きって言ってたの、多分違うよ」
「ん?」
あたし達の家はすぐそこで。翔琉の家もすぐそこで。
狭い狭い世界なのかもしれない。
だけど、あたしは翔琉が大好きで。
この想いは、嘘じゃない。
「……手でもつなぐ?」
「やだー、一花ちゃんてば!!」
「……言ってみただけ」
「うっそ、つなぐ」
ぎゅ。
小さな頃から何回も触れてきたのに、全然違う。
全然違うけど、しっくりくる。
気恥ずかしさを紛らわすかのように、どちらからともなくぶんぶんと振る。
「結実ちゃんが、俺のこと好きって言ってたの、多分違うよ」
「ん?」