彼に殺されたあたしの体
案の定、美彩は同姓同名の女児として生まれてきた。


これは生前の念と死んだ後の怨念が強すぎた結果だ。


きっとあの子は全く同じ人生を歩む事になるだろう。


睦人は小さく息を吐き出し、そして歩き出した。


今度は誰も呪い殺させはしない。


取引きもなしだ。


死者が泣いて懇願しようが、怒り狂おうが僕は強制的に悪魔を呼ぶ。


一気に何十人もの人間を殺害した女に、情など欠片も感じなかった。


「……みあちゃん、また土の中で会えるのを楽しみにしているよ」


睦人はそう呟き、小さく笑ったのだった。





END
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