偽フィアンセは次期社長!?
は、っと気づくと一斉に周りの人達が動き出すところで。


身長の低いあたしは、うまくすり抜けないと本気で人の波に押しつぶれそうになってしまう。


でも……


時すでに遅し。


一番後ろにいたはずなのに、今やあたしの前も後ろも右も左も、

人、人、人…………



い、息苦しいんですけど……。


満員電車や、激混みのホームを思い出す。


潰されないようにするコツは、人の流れに逆らわないこと!


伊達に28年も低めの視界でやってきてませんから!!


……って、誰に対して威張ってるんだか。
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