復習
ロビーには他の観光客やらがいたが、ほとんどが日本人だった。

「なぁ、友喜。腹減った〜。なんか食べに行こうぜ」

腹を押さえながら少し大きな声で言ってきた

「あぁ、わかった。ったくよ一樹は食いしん坊なんだよな〜」

「だな」

俺と一輝はとりあえず部屋に戻り、待つ事にした。あまり腹が減っていなかったから。一樹には何処へでも行ってこいと言ってあるが、多分行く所はこのホテルのレストランらしきだろう。

「ねぇ、友喜。中国って案外面白い所なのかな?」

「なんで?」

「だって食事はいろいろあるし、回る所も沢山あるじゃん。日本よりはいいと思うよ」

「ふ〜ん」

俺にはどうでもいい事だ。ただいつもとは違う環境で泊まる事が面白いだけだ
< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop