未定[一年春物語]
2話
友達

八枷美来と共に学校に
行くという事になってしまった
秋空龍夜です

これから学校に行くのが
ちょっと怖い
いじめとかにうけないだろうか?
秋空君!
ちゃんと馴染めるだろうか?
秋空君!!
不安ばかりが頭に過ぎる
秋空君!!!

八枷[秋空君!!!!]

龍夜[はっはい!]

八枷[もー何考えてたの?]

龍夜[いやー別に大したことでも…]

八枷[そうかな?複雑な顔してたけど?]

龍夜[大丈夫!大丈夫!]

と嘘をつく
本当は不安で押し潰されそうなのだ

八枷[もうすぐでつくね!]

龍夜[うん…]

八枷はなかなか
話やすい子で良かったよ
家族以外で話すのは何年ぶりだろう
何だか心が癒される感じがする
これが友達との会話…

何だか懐かしい感じがした

そういえば小学校一年生の頃
髪の毛の長い女の子の親友がいた
確かその時のあだ名は…
僕がアキー?だったような?
あの子は…
み…み…なんだっけなぁ?
その子は家の関係で
引っ越す事になって
そっから会えないままだ
せめて
さよなら
の一言でもいいたかった
でもその女の子は
何も言わずに僕の前から去っていった

元気にしているかな?
まぁまた会えたらいいな…

とまぁ色々とあった訳だが
まぁあまり気にしないでおこう

八枷と色々喋っていると
学校についてしまった

夏空中学校
[なつぞらがっこう]

龍夜&八枷[ふぅ…………よし!!! ]

八枷は用があるといい先に
どこかへ行ってしまった
まぁ大丈夫だろう!

結構前に
先生が家に来てクラスの場所を
教えてくれたから助かったよ…
家に来てくれなかったら
今頃迷子になっていただろう

ここか2年2組

龍夜[ふぅー]

ガラガラ!

生徒が一気にコッチを振り向く

気まずい

生徒A[え?あれ誰?]

生徒B[私しらなーい]

生徒C[え?もしかして不登校の秋空?]

流石にあんまり期待はしてわなかったが
まぁこんなもんだろう

先生[おー!珍しいな!秋空が来るとは!秋空の席はそこだ!]

と先生が指を指す
なんと窓側の席だ!
これはやったぜ!
窓側は外が見えるし最高だ!

先生[よし!皆席についたな!でわ今日は転校生を紹介する!入りなさい!]

ガラガラ!

とドアが音おたてる
すると見た事のある
少女が入ってくる

先生[じゃあ自己紹介してくれ!]

八枷[はい!八枷美来です!よろしくおねがいします!]

えぇぇぇぇ!
まじか!
まじですか!
良かったー!
助かった!話す相手がいる!

先生[よし!じゃあ八枷の席は…秋空の後ろの席だ!]

八枷がコチラをみてニコっとした

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これから何だか楽しくなりそうな
気がする
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つづく
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