男子♂恐怖症系女子♀
少女漫画な出会いという名の序章

『私の幼なじみ』




『私、ゆうまクンの事が好き!』

『俺も…好きだ』

『えっ…』

つづく

「き、気になるっ!!」

どうも皆さんこんにちわ。
いや……おはようございます?こんばんわ?
まぁそれはおいといて、


私は雛鳥 日真留(ひなどり ひまる)と言います。


ただいま自分の部屋で少女漫画を見てワクワクしています。

「日真留って少女漫画好きなの?」

私に質問を問いかけたのは三日月 華絵出(みかづき かえで)
私の大親友です!

「うん、大好きだよ。この『私の幼なじみ』が特にお気に入り」

笑顔で答えると華絵出は首をかしげた。

「男とかリアルな恋愛は嫌いなのに?」

「うっ…」

華絵出の言葉が私のお腹を貫通した。
そうなのです。
私は男子恐怖性なのです。
別に大人の人とかは大丈夫なんだけど…。
同じ年の男子とかは無理なんです。
恋愛もろくな経験がないし……。
というか恋愛が原因で男子恐怖性になったようなもんだし…。

「り、リアルと漫画は違う世界なんだよ!」

「……う、うん」

華絵出は苦笑し頷いた。
そんな目で私を見ないでっ……!!

……てか華絵出との距離が少しづつ離れてるような…。
1m…2m……10m!?

「ちょ、待って!?華絵出!?華絵出さんっ!?」

逃げる華絵出を全力で追いかけた。

「引かないでっ!!引かんといて!」

「いや…まさか日真留がここまで重症とは思わなくて…うん……」

華絵出の目がまるで虫を見るような目をしていた。
やめてください泣いてしまいます。

「でも大丈夫。日真留の事は嫌いにならないよ…………多分」

今聞こえた!小さな声で多分って聞こえた!!

「私は二次元に恋なんかしないよ!ちゃんと三次元で恋するよ!!」

「本音は?」

「三次より二次の方が良いよね」

ハッ!!
華絵出に乗せられつい本音を…!
こ、このままでは私のイメージ=オタクになっちゃう!
なんとかして前言撤回しないと…。

「………」


「ま、まだ男の子なら…いける!」

イメージ=ショタコンになりました。
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