蕾 〜A bud of fate〜

ダストシュートってカッコイイ気がする。

「なぁ花朔…」

授業は終わった。
死神と追いかけっこしてたり、なんやかんやして現世に帰ってきたら丁度終わった。


まぁとにかく休み時間になったんで俺は花朔の机に座った。


「ん?なに?」

「お前本当に朝マックしてたのか?」

「うん。結構美味しかったよー」

「朝マックって朝だけだぜ?
お前が行った時間、普通のメニューだろ。まぁいい、それよりな?この…」

俺がある紙を見せようとした時、後ろからまた声が…

「花朔ぅー!おはにゃあーん!」

猫己の甲高い声が響く。

「お?おはにゃー!」

花朔はノリがいい。
ちゃんとノッてくれる。
だから猫己が調子乗る。
てか話聞け。

「朝マックどうだったぁ?」
「すっげーうまかったっ!」

「おい、お前ら!!俺の話聞けよぉぉお!」

「ちょ、夜…ぶはっ」


例の紙(器具の)を花朔の顔に、ぐりぐりと押し付けてやった。





人の話は聞きましょうね?
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