care~男嫌いな私とアイドルのあいつ~




空は私をベッドに寝かせて
優しく微笑んだ後、
すぐに帰ってしまった。





もう少し傍にいて欲しかったな。




ボーッとそう思ってると
スマホが鳴り響いた。





まだ震える手でスマホを掴み
受信ボックスを開く。





「良かった…今日お母さん
 帰って来ないんだ…」





正直この体をお母さんに見られたら
また心配かけちゃうから帰って来ないで
良かった。






今日も独りぼっち。




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