ずっと側にいてもイイですか?
ずっと側にいるからね。
みっちゃんは屋上の扉を私を抱えてたまま開ける。
そしてそのままゆっくり降ろしてくれる。もちろん直で来たから私はメイド姿のまま。
「みっちゃんどーして来てくれたの?」
私は、みっちゃんに聞く。
そして、みっちゃんは、私を抱きしめた。
「何にもされてない?」
みっちゃんは甘い声で言う。
私は震えた声で、「うん」って言った。
みっちゃんは私の顔をみて、
「好きだ。世界一お前が好きだ。そんな
顔俺以外にすんなよ。ゆうちゃんは俺のこと好き?」
「大好き。大好き。大好き。」
私は泣きながら言った。
「俺だけのメイドさん。俺だけのものだ
。優紀愛してる」
みっちゃんはすでに色っぽいのにさらに、色っぽい。そして、みっちゃんは私に甘いキスをした。
「優紀愛してるよ。」
「私も好きだよ。作。」
私は初めてみっちゃんのことを、下の名前で呼んだ。
そして、また作は甘いキスを私にした。
「作。ずっと側にいるよ。作。」
私は、世界で一番幸せだ。
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