生意気な後輩と恋人になりました!
突然に…

突然の告白

〜加奈side〜


「(やっと、今日の学校が終ったな。家に帰れる。)」


明日が土曜日だから、早く学校が早く終わるのが待ち遠しかった。


「よっ。」


「あ…。何だ谷村か…。」


「何だよその言い方〜。」


「無視されるよりかマシでしょ。」


学校から少し歩いた所で、谷村から話しかけられた。


「斉藤。こっちから行こう。」


急に谷村が、小声でそう言って来たから驚いた。


戸惑いながら角を曲がって、いつもと違う別ルートで帰ることにした。


ちょっとして、同じ中学校の生徒が居なくなった道になった。


「超焦った〜。」


「何が?」

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