シャインプリンセス

と、終点の定まらない目で

そう言われた。

でも不思議なことに、

美沙のことは覚えていた。

いや、

美沙以外の人の記憶を失った。

俺は…

また、姫華が俺のことを忘れてしまうんじゃないかって

不安で仕方ない。

ずっと………

お前だけを思ってたんだ。

だって、

幼い時約束したもんな。
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