【実話】゚+初恋+゚
まさか自分にこんなことが起こるなんて夢にも思っていなかった。


どこか遠くの世間のことだと思っていた。


ドラマや小説だけの話だと思い込んでいた・・・


でも、現実は違った・・・


しげはもうこの世にはいない・・・


そう思うと自然に涙が次々と零れ落ちてきた・・・


「ぁの、美和チャン。これ、和也が持ってた鞄の中から見つかったの。美和チャン宛に。」としげのお母さんが渡してくれた。


それは少しグチャグチャになっていたけど、きれいにピンクの包みがされてあった。
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