唯一の純愛

2015年2月18日追記

これまでダラダラと追記を続けてきましたが、今回が最後となります。
なぜ最後なのか、その理由を書く前に、どうしても触れておきたい事があります。

私は心を病んでいます。
治療のために通院もしています。
メンタルの病というものはなかなか周囲の理解を得られません。
そのため、周りに相談できずに抱え込んでしまっている人も多いのではないでしょうか。
そんな方々が勇気を出して相談に行くであろう精神科や心療内科。
しかし残念ながらこの国のメンタル医療は未熟です。
実際、相談に行って逆に傷ついてしまった人も少なくないはずです。

良い医師に出会えなければ不快な思いをするだけになってしまいます。

これは私が実際に受診した病院でのお話。

私は自分の感情をコントロールできず、他人が怖く、攻撃的になってしまっていました。
その旨を伝えたところ、医師からいくつかの質問をされました。

1、アニメは好きか?
2、アニメやゲームで思い入れの強いキャラクターはいるか?
3、インターネットは好きか?
4、ネットの掲示板やブログ等で批判されるとカッとなったりしないか?

私の答えは3以外はNO、3は好き嫌い以前に生活の一部だと思ってる、といった感じでした。

結果、異常なしとの事です。

人を馬鹿にしているとしか思えません。
こんな診察で金をとるのですから、ふざけた病院です。

また、別の病院ではこんな事もありました。

妻が亡くなった事、それに伴い、私が落ち込んでしまっている事、全て仕方のない事であり、私自身が気持ちを切り替えるしかない。
そう言われました。
当たり前です。
そんな事は言われなくても理解しています。
それが上手くできないから相談に行ったのに、そんな素人でも言える事を言われるためにお金を遣うなど非常に馬鹿げています。

このような医者が実際に存在します。
これがこの国の現実です。

適当な対応で薬だけ出して金をとる。
詐欺師とどこが違うのでしょうか…

そして、この診断結果でその人の社会的な立場が決定されます。

苦しんでいるにも関わらず、的外れな質問で異常なしと判断されれば、その人は健常者として扱われます。

日本が自殺大国なのも頷けます。
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