【完】年下彼氏はお嫌いですか?(短編)
いつも通りの日曜日
「痛っ……」


小さな叫び声が聞こえた。

俺は慌ててキッチンに向かう。


「………大丈夫ですか?」


まな板の前で指をくわえる唯さんに声をかける。


「痛いぃ……。」


涙目の上目使いで俺を見る唯さん。

思わず心臓が飛び跳ねた。


「……………絆創膏持ってきます。」


俺は冷静を装ってリビングに戻る。
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