無口な君と私

帰り道途中で雪が降ってきた
雪だし急いで帰んなくてもいいかな

ていうか寒いな…
口からは呼吸とともに白い息が出てくる

やっぱりすぐ帰ろうかな…

俺は急いで家に帰った
雪を落として家の中に入ってみると
リビングからいい匂いがしてきた

リビングに入ると夕飯が置いてあった


あ、青ご飯だから食べようか

「あ、うん」

席についてご飯を食べ始めた

青進路は本当にアメリカ行くの?

「あぁ、もう決めたことだから」

そうね、
一人暮らし…するんでしょ?

「うん、ごめんな、母さん」

いいんだよ。自分で決めたことなんだし
母さんは止めないから

「ありがと」
こんなやりとりをして俺は自分の部屋に入った
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