生徒会長に恋しちゃうなんて
なんだかんだ
上の空で授業を受けてると、
あっという間に
放課後になっていた。

はえー

帰る支度をしていると、
横島が俺の席に近寄ってきて、

「頑張って」

と言った。
俺は無言でうなずく。

カバン片付けを終え、
美紅の教室へ向かう。

ちょうど、美紅のクラスも
帰りの会が終わったところだった。

教室を除くと、
田之倉と目が合う。

そして、田之倉は
美紅を呼ぶ。

そして、美紅が俺のとこに来た。

どいして、ここまで
上手くいくのかは、
田之倉に休み時間の時に
頼んどいたからだ。

美紅「なに?」

山尾「話あるんだけど、
放課後大丈夫?」

美紅「うん、カバン片付けしてから
でもいい?」

山尾「おう」

そう言うと、美紅は
カバン片付けをしに戻った。


しばらく廊下でぼーっとして
いると、美紅が来た。

美紅「ごめん、お待たせ」

山尾「ううん」

そういって、俺は歩き出す。
学校を出てしばらくしたところに
ある公園で立ち止まる

後ろを振り向き、
美紅の顔をよく見る

美紅「なんか、顔についてる?」

山尾「いや、別に」

美紅「話ってなに?」

山尾「あっ、おう、うん」

山尾「前からだけど「こないだは
ごめん」

山尾「へっ?」

美紅「その、泣いてでてったりして」

山尾「いや、俺こそごめん」

美紅「ううん」
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