可愛い先輩に惚れちゃいました
帰りは雨が降っていた

どーしよー傘持ってきてないよ!!

美子と優とは帰る方向違うしなぁ…

仕方ない濡れて帰るか……

近田『おーい、前川さーん忘れ物』

「えっ?あっありがとうございます!」

近田『それ、家の鍵?』

「はい!そうなんです、本当にありがとうございます!」

近田『そっかぁ良かった、あれ?傘持ってきてないの?』

「あーそうなんです、傘持ってくるのを忘れてて」

近田『傘……入る?』

「えっ?///あっ大丈夫ですっ!私、もうすでに濡れてるんで」

近田『ん、遠慮なんかしないでいいから……』 

「あっありがとうございます//」

ってあれ?なんか私照れてないっっ!!?
いやっ照れるわけないよね!?
好きじゃないんだし……

近田『ねっねぇ、前川さんは好きな人とか、いるの?』

「えっ!?いっいませんよっ!」

近田目線
って何でこんなこと聞くんだろ
おかしいよなっ絶対…おかしいだろ…
好きな人いないって聞いてなにホッとしてんだよ……

近田『あっ家どっち?』

「真っ直ぐです」

近田『俺、家左だけど送って行くよ』

「えっ!?いいですよ!?これ以上先輩に迷惑かけたくありません……」

近田『べつに迷惑とか思ってないよ、前川さんが風邪でもひいたら大変だから…』

「そっそうですか……/////」


近田『ここ?』  

「はい、ここです」

近田『じゃあ、さようなら、風邪ひかないようにね』

「あっ…送ってくれて、ありがとうございますっ!先輩も気お付けてください……」

もうっ!さっきから何なのよ!
何で先輩にドキドキしてるの!?
風邪ひいたのかな?

< 7 / 27 >

この作品をシェア

pagetop