素顔のキスは残業後に【番外編】第2話完結
「景色が綺麗ですよね。さすが柏原さん、いい場所知ってますね」
出来るだけ自然な笑顔を作ったつもり。
でも冷たい夜風が彼の髪を揺らすのと同時に、涼しげな瞳が私をまっすぐ捉えた。
「いまの、違うだろ。正しくは、『この場所、私以外の人と来たことがあるんですか?』だろ」
そこで言葉を止めた彼の顔が斜めに傾く。
絡み合った指先が解かれて、至近距離に顔を寄せられた。
「正解?」
あぁ、やっぱりだ。
誤魔化そうとしても簡単に見透かされてしまう。
敵わないよねと思い、「正解です」と弱々しく答える。
「柏原さんは、やっぱり何でもお見通しですよね。なんででしょう」
出来るだけ自然な笑顔を作ったつもり。
でも冷たい夜風が彼の髪を揺らすのと同時に、涼しげな瞳が私をまっすぐ捉えた。
「いまの、違うだろ。正しくは、『この場所、私以外の人と来たことがあるんですか?』だろ」
そこで言葉を止めた彼の顔が斜めに傾く。
絡み合った指先が解かれて、至近距離に顔を寄せられた。
「正解?」
あぁ、やっぱりだ。
誤魔化そうとしても簡単に見透かされてしまう。
敵わないよねと思い、「正解です」と弱々しく答える。
「柏原さんは、やっぱり何でもお見通しですよね。なんででしょう」