狂気の王と永遠の愛(接吻)をイメージ画集とつぶやきの場

12/6 言葉の証明

「…っ私、誰かのもとへ行こうとしていたわけではなくてっ…」


「……」


キュリオはじっとアオイを見つめたまま無言を貫く。

それはアオイの回答では満足していない証だった。


「…眠れなくて少し外の空気を…」


「……」


「…お父様と一緒に…」


縋るような瞳でキュリオを見つめ返すと…


「…その言葉に偽りはないと証明出来るかい?」


「…証明?」


「アオイ…口付を。いつも私がしているようにしてごらん…」


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