恋はしょうがない。〜職員室の新婚生活〜




「ま、君の場合は忙しくて自分のことが後回しだから、気づけなくても無理はない。それよりも、いつの時の…かな?9週目って言うけど…?」


「9週というのは、最後の生理の日から数えてるんです。…だから、ソレをしたっていうか……その、受精したのは多分7週前くらいです」


真琴は顔を赤らめつつ、言葉を選びながら説明した。


「7週前っていうと……?うーん、やりすぎてて分からないな」



「やりすぎって……!」



真琴が手を口に当てて、絶句する。


「いや、やりすぎじゃない。君のことは、いくら抱いても足りないくらいだ」



「………!!」



古庄のあまりのストレートさに、真琴は両手で真っ赤な顔を覆い、恥ずかしさが通り過ぎていくまでの間、悶絶した。


「…真琴?どうしたんだ?気分でも悪いのか?」


そんな真琴を、古庄は首をかしげて見つめる。


古庄に余計な心配をかけたくないので、真琴も変な汗を拭きながら顔を上げた。


「……と、とにかく、本来なら生理が遅れて気が付くところなんですけど、疲労が強くなると生理が来なくなることが前にもあって…今回もそのせいだと思ってたんです。それが、吐き気を感じるようになって、もしかしてつわりじゃないかと…」




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