クリスマスデートから帰ってきたら、幼馴染みが豹変してしまいました。
今なんかすごい話してなかった?
っていうか、なんで希鶴はそんなつらそうな顔してるの?
「き。希鶴くん」
「んだよ」
「…………えっと」
「言いたいことあんなら、はっきり言えよ、クソッ」
希鶴は拗ねたようにそっぽを向いてしまう。
わ。嘘みたい。鬼軍曹のくせに、なんかかわいんですけど……。
「おまえ何笑ってんだよ。またそうやって人のこと、馬鹿にしやがって」
「や、馬鹿にしてません。っていうか。………あの、あたしの勘違いとか思い込みとか妄想とか幻聴だったらほんとスミマセン。……えっと、もしかしたら、ひょっとしたら、希鶴って、あたしのこと」
「好きに決まってんだろ」
希鶴はあたしの言葉を食い気味に言うと、あたしの上からぎろりと睨みつけてくる。