桃色の雫
はじめに。

あなたに恋をして
あなたに口ずけをして…

普通の恋人たちの様に私たちには
幸せなハッピーエンドなど
なかったかも知れないけれど
あなたと過ごした思い出ひとつひとつが
私にとって忘れられない宝物なの。

あの頃の私たちはまるで
ひとつの汚れも知らないそして
簡単に枯れてしまう
花のようでしたーーー。
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